2006年11月09日

よく考えてみれば50年でも長過ぎるのでは?

2006年11月08日更新 「著作権保護期間の延長、議論を尽くせ」――クリエイターや弁護士が団体発足

2006年09月22日更新 「著作権保護期間の延長を」――権利者団体が要望書 ネット時代も意識

推進派の権利団体連合に担がれているクリエイターが松本零士氏というのに苦笑してしまいます。


もうだいぶ前ですが、NHKでパブリックドメインの大切さというような題目の番組をやっていました。
19世紀と20世紀を比較しながら著作権の保護期間が長すぎると創造の文化は停滞するという内容だったと思います。

現行法で日本の著作権保護期間は著作者の死後50年ですが、50年あれば孫や曾孫・曾々孫にまでその恩恵を与えることができます。
それで十分なんじゃないでしょうか。
慎重派が言うように、保護期間の延長で最もメリットがあるのは権利にぶら下がって商売をする第三者なわけですから(推進派の面々がその証拠)。

一番良いのは、著作者自身の意思を尊重すればいいんじゃないかと。
遺言書に「俺が死んだら俺の作品は10年後に全部パブリックドメインにするべし」と書いてあったらそのようにしてあげたらいいんです。
そういうことを望むクリエイターはけっこういると思うんですけどね。



著作権保護期間の延長問題を考える国民会議 - thinkcopyright.org
http://thinkcopyright.org/
posted by MNN-editor at 11:33 | TrackBack(0) | その他
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